Tuesday 12 July 2016

エロトピアジャパン~神は局部に宿る~







エロトピアジャパンに行ってきました。



私、服飾専攻の学生でして反骨精神のあるものがすきなのですが、反骨と言えばパンク、パンクといえばボンデージ、フェティッシュ、SM…と、こんな風にファッションの世界からエロにリンクできる訳で、気づけばちょいちょいエロに触れるきかいがありました。エロを探し求めている訳ではないのですが、好きな物にエロが入ってるってことがなぜか多い。



ラウドミュージック系などを聴くと、ゴスという印象から入ってはまったマリリンマンソンは過激で卑猥な歌詞をかいたりするし、もう一人音楽関連でいうとケイティジェーンガーサイドという方はがいるのですがちょっと破廉恥な歌詞もあるしステージの衣装はヴィンテージのランジェリーをズタズタにしたものをきたりするし、なぜ毎回エロにリンクするんだ。とか思う訳です。他にも大好きな江戸川乱歩や谷崎潤一郎の小説なんかもちょっとエロはいってるらしいし(そうなの?)どこか不気味で昭和レトロな作風に引きつけられた丸尾末広さんの絵もやっぱりエロはいってるし…。もう芸術とエロは切っても切れない縁があるのだろうなと思う訳でましてやダーク、グロ、アウトローとかちょっとアンダーグラウンドな物になると求めてなくても入ってくる物なのでしょう。てことは自分はエロが好きってこと???うーん。ボンデージ要素は入ってる服大好きだけどね。






前置きがかなり長くなってしまいましたが、本題のエロトピアジャパンにもどります。




はい、早速洗礼を受けました。
なんと期間中来場者にはコンドームがプレゼントされるのです。素晴らしいですね。ちなみにこちらのコンドームはTENGAとのコラボアイテムです。





















ギャラリー内にはかつて秘宝館に展示されていた物…人形…彫刻?が真ん中に数点かざられておりそれを囲むようにいろいろなラブホのお部屋、秘宝館内、イメクラなどの写真が壁にみっしり展示されています。






テーブルもあるのでゆっくり鑑賞できますね。






贅沢に壁一面にラブドールの製造工場であるオリエント工業の工場風景写真を使用したこの壁のまえで写真を撮るとまるで工場内に潜入したかのような写真が撮れるよ。




アツコバルーというだけあってお酒も楽しめる訳なのですが、エロトピアジャパン開催中は限定のお酒も用意されてありました。こちらです。


笑、ふざけてる。まんこいはまだしもチンザノの無理矢理感に秘宝館とにたような物を感じました。ちなみに私はまんこいをロックでいただきました。奄美黒糖焼酎です。どこかラムに似た味がしました。黒糖のコクと樽で熟成させるカテイがそうさせたのでしょうか?焼酎は数日前にはじめて飲んだくらいお酒は全く詳しくないのでよくわかりません。美味しかったです。







ちなみにお酒をオーダーすると局部劇場を覗く事が出来ます。ドキドキ。
サテンのカーテンをめくって顔をつっこんで覗く訳です。なかには二種類のホールパーツがいらっしゃいました。おさわりあり。








ラブドールのみなみちゃんも会場内にいました。こちらもおさわりありでしたが服をきていました。来場者が合計三千人をこえ、もうすぐ四千人になるそうで、数千人にもてあそばれた前の子は乳首のあたりがボロボロになってしまったそうです。かわいそうに…。




記念に握手しました。
ラブドールってもの凄い高くて50~70万とかするので本物をみれるだけでなくさわれるというのは貴重な経験でした。

お客さんのお話などを盗み聞きしていたらここの展示物は都築響一さんのコレクションの十分の一くらいだそうで…凄い、残りの十分の九もみてみたい物です。

ラブドール本棚どういう発想?


単純なドロドロしたエロではなく、なぜか笑の要素が入っていたり、エンターテインメント性を交えたりする独特のエロ文化を持つ日本。ほんとに素晴らしい国だなあと思いました。
同時に風営法などによりこういうものがどんどん減っていってしまっているのが悲しいですね。歌舞伎町もずいぶんにクリーンになったなあと最近思ったことをおもいだす。

2020年に向けてどんどん消えてっちゃうという話もきくし…。


日本のエロ文化がこれ以上廃れませんように。というか消えてしまう前に堪能しないと!





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